ひとりごと

"中人"であれよ

プロジェクトぴあの、読了

最後まで読みました。。。

これは凄い、凄すぎる。。。

大傑作じゃないですかねこれ。

 

例えばNetFlixにこれが並んでたら、

まず間違いなく作者の山本弘さんは世界的名声を得るでしょう。

 

ぶっちゃけ教科書級じゃないですかこれ?

例えば世界文学扱いの「1984年」と比べても負けてないと思う。

1984年 (小説) - Wikipedia

 

(難しい話は雰囲気だけで読み飛ばしても問題無いと思います。)

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プロジェクトぴあの

 

私なりに、

ポイントを頑張って説明してみます。

 

まず作者の科学知識量が凄まじいです。

私の知識では断定はできませんが作者の知識だけでなくて、

イデアもオモシロイし作者自身のアイデアだと思います。

そして、実現しようという未来技術に"夢"があります。

さらに、"夢"への挑戦を忘れるべきではないというメッセージ性がある。

 

"夢"だけでなくて、

一方で現実に起こりそうな近未来の技術、

それによる社会の変化、社会の問題、ビジネスモデルなどの描写、がある。

 

太陽フレアなどの自然災害に対する啓蒙までやってる。

 

そして、難しい物理の話がガンガン飛び交うSFでありながら、

実はラブストーリーでもあるということ、

そしてそれが、

人類批判でもあり、、、

人間讃歌でもあるという、、、

 

現代社会を批判的に描きながらも、

希望はギリギリで捨てないように描きつつ、

 

しかも、

エンタメとしてのヒットしそうなネタも盛り込んである、、、

 

"結城ぴあの"は

女子高生(天才過ぎて学校には通ってないが)のアイドルであり、

彼女に恋する少年は"男の娘"でもあり、、、

 

まあネタバレになるので書きませんが、

ハリウッド映画みたいなお約束も入れてる。

 

またね、、、歌の扱い方が上手い。

ぴあのさんは人間離れしてるので、

普通の人間とは歌詞の解釈が違うわけです。

二重に距離を感じる悲しい歌になる。

www.youtube.com

 

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私なりに、

こういう話が作れたらヒットしそうだし凄い作品になるだろうな、

と思ってたことが全部詰め込まれた上で、

私では到底作れないものが出来上がってるので、、、

小説家にならんでよかったと思った(笑)

なろうと思ったことは無いけど。