ひとりごと

"中人"であれよ

。。。

世界一の銀メダル

 

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20XX年、

道家Sはオリンピックで決勝の一戦に臨んでいた。

 

Sの取った"一本"で金メダルか、

と思われた瞬間、

審判の判定は相手の"有効"。

 

会場は騒然。

 

後に"世紀の誤審"と呼ばれることとなる判定だったが、

Sは一切抗議しなかった。

 

Sが求めていたのは"柔道家としての真の強さ"。

何事にも動じない"木鶏=もっけい"の境地にあったのだ。

 

Sの銀メダルは、

彼の強さが世界一であったことを象徴するものとなった。