「ファニーゲーム」という映画があります。
これは凶悪犯が幸せな家族をなぶり殺すだけの、
全く救いの無い"ヒドイ"映画です。
↓リメイク版がアップロードされてる。自己責任で。
ファニーゲーム U.S.A. 吹き替え版 1/6 - ニコニコ動画
この映画が良い映画であるかどうか、
それは観た人が判断すれば良いと思います。
しかし事実として、
この映画の監督の作品は、
最高賞にあたるパルム・ドールを2年連続で受賞しています。
例えばこの「ファニーゲーム」という映画は、
ひたすらヒドイ映画ではあるけれども、
見方によっては何か問題提起をしているようにも見えるのです。
それは観ていただければわかると思いますが、
例えば「都合の良いことは現実には起きない!」
という主張のようなものを読み取ることができます。
もちろん、
カンヌで最高賞を2年連続で受賞しているからといって、
あなた方がそれをありがたがったり崇拝する必要は一切ありません。
自由です。
実際、私はこの映画は悪趣味だと思う。
でもまあオモシロイです。
世界一と言われるような映画監督は、
これほどまでに"可能性"を模索しているという事実は注視すべきでしょう。
"可能性"に言いがかりをつけるべきではない。
クソに思えるアイデアでも、
最終的に傑作になる可能性を秘めています。