「セブンイヤーズインチベット」
https://www.netflix.com/watch/1179053
っていう映画観てたらこういうシーンがありました。
チベットの人に、
「自分はオリンピックで金メダルを取った」という話をしたら、
「あなた達は、人を押しのけて頂上に立つ人を尊敬する。
私達の文化では、エゴを捨てる人を尊敬します。」
だって。
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私も結構近いことを思います。
まあ私はそんな立派には生きられませんが。
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ちなみにこれ、
原作者の実話をベースにしているらしいのですが、
なんで登山家がオリンピックの金メダルを持ってるの?
という話ですが、
1936年のベルリンオリンピックの際に、
ヒトラーが、ドイツ(人の優秀さ)の宣伝になると考えて、
「アイガーという山の登山に成功したら金メダルを与える」
ということを宣言したようです。
それでこの人が登山に成功して金メダルをもらったようです。
(アイガーはスイスの山。
ナチスはドイツ人に登頂成功させたかったが、
結局、複数の死者を出して失敗。
1938年にオーストリアとドイツが併合。
オーストリアのチームが登頂成功。
という流れ。
ナチス的には成功したという解釈なんだと思います。)
そういう経緯だからwikipediaに書かれてないんでしょうね。
(ナチス絡みだから誰かが消して回ってるんですかね?
複数の言語を確認しましたが、
この件については書かれてない。
オリンピックの金メダルの話が消されてるって相当だと思うけど。)
その辺のことは、
「アイガー北壁」という映画で描かれてます。