ひとりごと

"中人"であれよ

。。。

映画おもちゃ 予告編TVCM 宮本真希 深作欣二 - YouTube

舞妓関連の映画で勉強しようと思って、

DVD借りて観たで。

 

1958年、舞妓の見習いの少女の話。

大卒初任給が1万円の時代に、

300万円で処女を売る。

現在の金額で換算すると6000万円。

相手は約80歳の大地主。

これが舞妓になるための儀式みたい。

 

先日の告発が5000万円でしたので、

相場としては60年前とほぼ一致。

元舞妓の「5000万円で人身売買」衝撃告発の余波!

 

このお金は、

ジジイを紹介した人が半分、

舞妓の女将さん(って呼ぶのか知らんけど)が半分、

という折半。

 

驚きなのが、

この"行為"をやってる間、

すぐそばで 待女郎(じじょろう) という女性が二人待機。

(監視役?サポート役?大奥とかで見たことある気がするが。)

これが"名家"の"初夜"の作法らしい。

 

 

映像は美しい映画ですが、

やってることはめちゃエグいです。

それをタテマエを駆使してエグく見せない、

それが京都のやり方。。。

 

 

日本でこんな話あるんですね。

マジで知らんかった。

 

 

海外だとね、

ヨーロッパで 初夜権 ってあったらしいじゃん?

農奴の女性が結婚するときに、

地主みたいな人に先にやらせないといけないという。

 

 

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っていうか、本音とタテマエの使い分けが難しくて、

日本に20年は住んでないと理解できんやろなー、って思った。

 

↓例えばこの人、"処女を喜んで奪われる"シーンとして解釈したらしい。

https://mobile.twitter.com/traductricemtl/status/1541560947013214208

あれをどう見たら喜んでるって話になるんでしょうか。。。

 

いや、たしかに登場人物は笑ってるし、

みんな「おめでとう」って言ってるんだけど、

みんな本気で言ってるわけじゃないのですよ。

それが日本的な話法であり、京都の話法なのよ。

 

赤紙(戦争への召集令状)を渡すときに「おめでとう」って言うのと同じよ。

 

案の定?

プロフィール見たら、カナダ在住の翻訳者らしい。

この人、日本に20年住んでるかな?(笑)