ひとりごと

"中人"であれよ

オンライン投票批判への反論

[B! 選挙] ネット投票はなぜ実現できないのか?「不正を防ぎづらい」以外にもこんな明確な理由があった

 

そもそも不在者投票では本人確認すらされないのですよ?

マイナンバーカードをスマホで読み取るときしか確認されません。

どこで投票用紙を受け取っても、どこでいつ投票しても良いのですよ。

 

極端に言えば、マイナンバーカードの大本のデータさえハッキングしてしまえば、不在者投票用紙を全員分取り寄せて、それで自分の息のかかった投票所ですべて投票してしまえば良いわけです。そしてそれを再選挙する法律は無いでしょう。オンライン投票否定派の前提の大半は、現行制度で既に破綻してます。大本のデータのハッキング絡みのリスクは既に存在し、しかし、それを信頼することで成り立っているわけです。

 

。。。 - ひとりごと

 

システムが破られる危険性を考えるならば、そもそも、銀行や証券などのあらゆる既存のシステムの前提が成り立たないと思いますし、不自然な投票結果であれば、統計的に検出して再選挙を行えば良いでしょう。これは法律で規定しておけば良い。

 

マイナンバーカードと1対1対応する不可逆の暗号化IDを発行して、同一マイナンバーカードから何度でも期日まで、投票結果を上書き更新できるようにしたら、投票の強制の問題のかなりの部分が解決できます。

 

投票時の精神状態などを、スマホカメラで評価するなども可能ですし、GPSの位置情報やIPアドレスなどに不自然な偏りがあれば検知できます。これらのデータも暗号化したまま処理することが可能です。

 

そもそも、多少の死に票や誤差が出たところで、すでに一票の格差が存在している以上、許容範囲の概念を想定するべきだと思います。人間の手作業が介在することによるミスが発生しないメリットも考えるべきでしょう。第一、現在の制度がどの程度、正しく運用されているか、知りようもありません。

 

感覚的に、オンライン投票によって投票率は20%程度向上するのではないかと推定します。それによる民意の反映効果の方が価値があるという考えは充分に成り立つでしょう。

 

また、現在の国政選挙では800億円程度が費やされているそうですが、これが100分の1以下に削減できると考えられます。浮いた700億円以上の予算があれば、様々な対策を打てるはずです。総合的には、現行制度よりも優れたものになる可能性が高いと判断します。

 

4000万人が1時間を投票に費やした場合、仮に時給1000円で換算すると、社会的な浪費は400億円になります。これも馬鹿にできないコストです。

 

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日本社会全体が、

どうも保守的な意見に飛びつきやすい傾向にある気がする。

それが一番気になってる。

新しいものを拒みすぎている気がする。