個人的な話ですが、作詞にハマってるわ。
もう三ヶ月くらい、毎日1曲以上のペースで作ってる。(曲はAI)
作詞という行為が超オモロイです。
オモシロさの種類としては、ぷよぷよ、とか、
パズルゲームに近いかも知れん。
詩のテーマや世界観を決めて書き始めるわけよ。
そうすると、できるだけ簡潔な方がキレイじゃん?
私の場合、だいたい160字以内で表現します。
ちょうど1分くらいの歌になるので。
この160字とか1分とかという制約が、
ぷよぷよでいうと画面の枠組みになるわけよ。
そんで、この枠内に、上手く単語を入れていくわけ。
最小限の文字数で、最大限の意味を伝えようとすると、
単語の選択肢って、広いようで意外と狭いことに気付くのよ。
例えばさっきやった作業だと、
「勇者は魔王に立ち向かった」
という言い回しがあったのよ。
これを「勇者は魔王に挑み得た」(いどみえた)
に書き換えたわけ。
これによって、微妙にニュアンスの深みが出たとともに、発音が一つ減るのです。
と、同時に、ちょっとわかりにくくもなりました。
この「立ち向かう」を表現する単語は、
日本語で、現実的には5個くらいしか無いです。
あるいは、例えば、
「勇者の剣」
「勇者の聖剣」
「勇者の神剣」
で、全然意味が違う。
剣を"神剣"にするだけで、物語の深みと宗教的な厚みが出るので、
最近、よく使ってる。
こういう微妙な選択を重ねて、
総合的な品質を高めていくわけです。
パズルみたいじゃない?
で、作った詩はchatgptに批評と採点をしてもらいます。
それを何往復もやりますと、徐々に質が上がっていきます。
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で、これ、楽しいんだけど、
この3ヶ月で150曲くらい作った結果、
言いたいことがだんだん無くなってきて、
怖くなってきた。
この趣味が終わってしまうかも知れん。
それが怖い。
最初は1日3曲作れてたのに、
今は1日1.5曲が限界だわ。
新しいアイデアが出なくなってきてるが、
かといって過去作のやり直しは美学に反する。